地殻変動・災害

アイスランド南西部で再び噴火、溶岩流が町に到達

▲画像出典:Live from Iceland

出典:X@sputnik_jp

アイスランドの火山は、噴火の勢いは弱まったものの、地元の研究者らによれば、#噴火 の収束時期はまだ予測がたたない。 研究者らの調べでは、溶岩は現在、4つある断層のうちの2つから出続けている。市民保護課のトップはすでに、今回の事態は1973年以来、アイスランドで最も深刻な噴火と呼んでいる。



2024/01/15 07:34 ウェザーニュース

アイスランド南西部のレイキャネス半島で現地時間の14日(日)朝(日本時間の14日(日)夕方)に火山が噴火しました。昨年12月の噴火エリアよりも街に近く、溶岩流の一部が街に到達しています。

昨年12月よりも街の近くで噴火

アイスランド当局によると、ハガフェル山の南東で割れ目噴火が発生し、割れ目の最南端はレイキャネス半島の沿岸部の街、グリンダヴィークの北、およそ900m付近とみられます。昨年12月の噴火に比べるとかなり街に近い所です。
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現地時間の14日(日)の未明から地震が急増し、現地時間7時57分頃に噴火が始まりました。また、12時過ぎには最初の割れ目の南側でも新たな割れ目が形成されて、そこから流れ出た溶岩が街に到達しています。

街の住民は昨年の噴火前に避難しているものの、溶岩流によって街のインフラ等への影響が懸念される状況です。

当局では割れ目の拡大は停止しつつあるものの、さらなる噴火の可能性は排除できないとして、警戒を呼びかけるとともに噴火の動向について監視を続けています。

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