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日本時間10月2日、大規模な太陽フレア発生 今年5月に次ぐ大きさ–日本各地で通信障害

大規模な太陽フレア発生 今年2番目

日本時間2日午前、比較的大規模な #太陽フレア が観測された。最も強い「Xクラス」の分類で、「X7.1」となっている。5月14日に観測されたX8.7に次ぐ今年2番目の規模。 太陽は約11年ごとに活動周期があり、現在の周期では2025年ごろにピークを迎えるとされている。 露宇宙研究所のボガチョフ太陽天文学研究室長によると、5日未明~午前ごろにフレアによる太陽プラズマが地球に到達し、#磁気嵐 が起こる可能性がある。 だが、影響の程度や正確な時間についての詳細は、発生した直後のため予測が難しいという。(出典:@sputnik_jp


大規模な「太陽フレア」発生、5月に次ぐ大きさ–日本各地で通信障害

情報通信研究機構(NICT)が運営する「宇宙天気予報」によると、世界標準時間10月1日午後10時20分(日本時間10月2日午前7時20分)に大規模な「太陽フレア」の発生が確認された。日本各地で「デリンジャー現象」と呼ばれる通信障害も確認された。  今回の太陽フレアの規模はX7.1。5月に確認されたX8.7に次ぐ大きさ。

太陽フレアは太陽の黒点付近で発生する爆発現象。強い紫外線やX線、電波などが放射される。加えてコロナガスが放出されることもある。発生したフレアのX線強度の最大値から小規模なものからA、B、C、M、Xの順でクラス分けされる。  

今回の太陽フレアの発生に伴い、「コロナ質量放出(Coronal Mass Ejection:CME)」の発生も確認された。Spaceweather.comによると、CMEに伴い、G3クラスという強い地磁気嵐を引き起こす可能性があるという。G3は地磁気嵐の強さを示す5段階のうちの3番目にあたる。  

5月に発生した太陽フレアは、20年ぶりの強い地磁気嵐を引き起こした。北緯40度付近の都市でもオーロラが観測された。オーロラは通常北緯65度以上で観測される。(出典:Yahooニュース

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