2/26発生:岩手県大船渡市の大規模火災、鎮火の見通し立たず「自然発火とは考えにくい」
2025年03月02日 16時22分 共同通信
岩手山火事2100ヘクタールに 複数の住宅延焼、ヘリが確認
岩手県大船渡市の大規模山林火災は3日、焼失面積が約1800ヘクタールから約2100ヘクタールへと拡大した。陸上自衛隊東北方面隊によると、同市赤崎町の南部で複数の住宅が延焼しているのをヘリコプターの偵察部隊が確認。市によると48世帯がある外口地区で、住民は避難済みという。消防や自衛隊が懸命な消火活動を続けるが、鎮火の見通しは立っていない。
県や市によると、市街地のある大船渡湾方面は火の勢いを抑えたものの、太平洋方面など広範囲に火が広がっている。煙が見えなくなってから再び燃え出す地域もあるという。1896世帯4596人への避難指示が続いた。大船渡市には乾燥注意報が出ている。 3日も自衛隊の大型ヘリコプターなどが空から消火を実施。地上では、全国各地から派遣された消防が24時間態勢で活動している。 火災は2月26日に発生。焼失面積は平成以降の山林火災で最大規模となる。
大船渡の山火事「自然発火とは考えにくい」なぜ集落に被害?
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