金融・経済

FRB、地銀危機対応の緊急融資制度、3月11日で正式に終了

2024/03/12|Yahoo・ロイター

焦点:地銀危機対応の緊急融資制度終了
FRB窓口貸し出しに注目移る

[11日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)が1年前、シリコンバレー銀行破綻などによる金融システムの動揺を防ぐ目的で導入した緊急貸出制度「バンク・ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)」が11日で正式に終了した。BTFP打ち切りにより、今後も避けられそうにない同じような危機の発生時に、FRBがどのように対応するのかとの疑問も浮上しつつある。


2024/03/08|Bloomberg

米当局の「問題ある銀行のリスト」、8行増え52行に
-業界全体は底堅い

米連邦預金保険公社(FDIC)は7日、財務や業務、経営面で弱さが見られた金融機関は2023年10-12月に8行増え、52行に上ったことを明らかにした。 FDICによれば、部外秘の「問題ある銀行のリスト」には監督下の金融機関のうち1.1%が含まれており、それらの金融機関が保有する総資産は同四半期に128億ドル(約1兆9000億円)増加し、663億ドルになった。


2024/01/26|日本経済新聞

FRB、緊急融資制度を3月停止 SVB破綻から1年で

シリコンバレーバンクの破綻を受けて導入した融資制度を予定通り1年で止める=ロイター

【ワシントン=高見浩輔】米連邦準備理事会(FRB)は24日、金融機関の資金繰り支援策として導入していた緊急融資制度を3月11日に停止すると発表した。2023年3月の米銀シリコンバレーバンク(SVB)破綻直後に導入した措置で、金融不安の後退を理由に予定通りに1年間で終了する。停止するのは「銀行ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)」。金融機関が保有する米国債や住宅ローン担保証券について、…(会員限定記事)