地殻変動・災害

米ロサンゼルス火災「空から何かが降ってきている」5人死亡10万人超避難・セレブ住宅など被害

▲画像出典:@Japanatriots

▼出典:@hasibiro_maga
1月8日 ロサンゼルス火災
空から何かが降ってきている
ニュース映像

出典:@hasibiro_maga

出典:BBC Japanese|2025/1/9

米カリフォルニア州ロサンゼルス西部で7日、山火事が発生した。炎は高級住宅地パシフィック・パリセーズのほか、イートン地区、ハースト地区、ウッドリー地区にも広がり、8日までに5人の死亡が確認された。1000棟以上の建物が焼失し、13万人以上が避難したとみられている。

ジョー・バイデン大統領は8日、「大規模災害」を宣言し、連邦政府の資金を被災者支援に使えるようにすると発表した。

パシフィック・パリセーズで最初に発生した山火事は、ロサンゼルス史上最も破壊的な被害をもたらしている。

消防隊はロサンゼルスとその近郊で、山火事を食い止めようとしているが、消火に必要な水が不足しているという。

8日深夜時点で5件の山火事が発生しており、合計で約109平方キロメートルが焼失している。パシフィック・パリセーズとイートン地区では火災2日目の夜になっても、依然として鎮火のめどは立っていない。

カリフォルニア州パサデナの消防署長によると、「非常に不規則な風」が延焼の原因とされる。

9日には火災がさらに拡大する可能性があるが、「不規則な風」はおさまりそうだとしている。

イートン地区では10万人以上が、パシフィック・パリセーズでは3万7000人以上が、避難を余儀なくされている。