2025年、日本に世界初の国際保健拠点『UHCナレッジハブ』連携して設置/WHO・世界銀行と連携
出典:Yahoo|2024/04/19
日本に新たな国際保健拠点 WHO、世銀と25年設置
武見敬三厚生労働相は19日、世界保健機関(WHO)と世界銀行と連携し、2025年に国際保健分野の人材育成を担う拠点を日本に設置すると閣議後会見で発表した。誰もが負担可能な費用で適切な医療を受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」の実現を目指す。 拠点の名称は「UHCナレッジハブ」。低中所得国で医療保健の財務管理やサービスの体制構築に関わる人材を育成するための研修をする。武見氏は「日本の高齢化における取り組みや経験を生かしながら、国際的に先進的な拠点になるよう準備を進める」と述べた。
2024年4月19日
大臣:ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの「ナレッジハブ」を設置することについて発表させていただきます。日本が長年推進してきたユニバーサル・ヘルス・カバレッジについて、昨年5月のG7広島サミットにおいても「世界的なハブ機能」の必要性について言及されており、厚生労働省は財務省とともにWHOや世界銀行と調整を進めてまいりました。本日、米国ワシントンD.Cにて開催されている世界銀行春会合のイベントにおいて、鈴木財務大臣から「『UHCナレッジハブ』を2025年に日本に設立すること」が表明されました。「UHCナレッジハブ」は、UHCに係る知見の共有や財務・保健当局の人材育成を支援する世界的な拠点であり、厚生労働省としては、引き続き財務省、WHO及び世界銀行と連携し、日本の高齢化における取組や経験も活かしながら、国際的に先進的な拠点となるようその準備を進めてまいります。