中山康直氏「麻ことのはなし」天体サイクルの予言・フナブクインターバルと十三の封印
出典:麻ことのはなし―ヒーリングヘンプの詩と真実
(著者:中山康直氏|初版:2001年10月10日)
未来文化と大麻の話 P222~
天体サイクルの予言
天の北極には北極星ポラリスがありますが、今から5,000年前の北極には龍座のアルファー星がありました。
この理由は、地球には地軸の傾きがあって、その地軸の延長線が天の北極なのですが、その地軸が26,000年で一周する円を描いています。それを「さいさ運動」といいます。つまり、北を示す星が、2,000年で円周上を約27度移動するということです。
星占いで使われる誕生星座は、地球から見て太陽の通り道上に隣接している星座で、これを黄道12星座といいます。最近は黄道星座に「へびつかい座」を入れて、13星座とすることがあります。
地球は、一年がかりで太陽の周りを回っているので、月ごとに12星座を順番にめぐっていくことになるため、生まれた月と星座と星座とで運勢を占っています。星座のめぐりに基づく信仰や占星術は、古代の天体祭祀文化から伝承されたものです。
誕生日と黄道星座の関係は、大昔に決められたので、現在はずれていますが、これも、「さいさ運動」のためで、26,000年かけて12星座を一周するサイクルになっています。
星座には基準点があり、それは昼と夜の長さが一致する春分点に決められています。地球上の地図と同じように、星空にも星図があって、地球上の経度の零度に相当するのが赤経零時で、赤経零時は春分点の時の星座を基準にしています。
2,000年以上前のギリシャ時代に、ヒッパルコが占星術で春分点を起点と決めたときには、赤経零時を挟んで、うお座とおひつじ座がありました。
星占いでは、うお座が2月21日から3月20日で、おひつじ座が3月21日から4月20日となっています。これで見ると春分点の3月21日頃は、おひつじ座にあって、うお座に入る一日手前という境目にあります。つまり、一年の起源である春分点から始まる星座は、うお座とされていました。しかし、に21世紀になった今、星座の始まりは みずがめ座(アクエリアス)に移り、今はアクエリアスの時代だといわれています。
13星座とした場合はわかりやすく、2,000年ごとに誕生星座と逆方向で次の星座に移り替わることになりますから、ヒッパルコスが春分点を決めてから二千年を経過した今、星座は1.8時(二十七度)移動して、現在赤経零時を挟んでいるのは、うお座とみずがめ座となり、星座はみずがめ座から始まるといえます。
鶴と亀が統べった剣山(鶴亀山)が、夜明けの晩に明らかになると予言されていて、その剣山は、水瓶を有した山といわれています。
みずがめ座の夜明けは、水瓶の山が明らかになり、縄文ムー文化と古代ヤマトのスピリットが現代的に復活する二十一世紀にふさわしいのではないでしょうか。
フナブクインターバルと十三の封印
十万四千年は、フナブクインターバルといいます。
フナブクはマヤ語で銀河の中心という意味ですから、太陽系が銀河の中心をめぐって一周するのが104,000年ということになります。
26,000年の周期と104,000年の周期の終わりが重なり、2,000年という周期が重なり、13,000年という周期、その他、様々な天体的な運動が、この2,000年を中心に1987年のハーモニックコンバージェンスから2013年の前後26年間に区切りを迎えることになります。
これは、新しい次元を地球が迎えることを示唆しているのでしょう。
26,000年という暦においても、13,000年の闇の時代と13,000年の光の時代があります。ここにも13という数字が出てきます。惑星感の比率や周期にも13の聖数はたくさん登場します。
ツォルキン歴は、サーカディアンリズムと対応しています。サーカディアンリズムというのは、人間の体内生息時計のことで、ツォルキン歴は生命にもともと備わっている天然の時間ということであり、地球上の生きとし生きるすべての生命体のリズムは、ツォルキン歴になっています。
ツォルキン歴は、二百六十日という単位や十三ヵ月が基本になっていますが、月が一年で13回満ちることにも対応しています。天体のサイクルに基づけば、13という数が天と地をつなぐ聖数だということがわかります。しかし、今の文化は十三の数を封印しています。
たとえば、13日の金曜日は不吉な日だとされてきました。しかし、マヤ暦では、一ヵ月が28日で構成されていますから、毎月13日は金曜日になります。つまり、13日の金曜日は、天体とつながる聖なる日であり、13というミラクルナンバーをことさら隠すために不調和な集合意識が13は不吉だという価値体系をつくり出したのです。
十三(トミ)を封印するということは、富や繁栄を封印することにつながります。
アルファベットでいえば、「A」から数えて十三番目が「M」にあたり、ミラクルやマジック、ミネラルやマリファナという「M」の頭文字がつくものが封印されてきた必然性があります。日本語でいえば、「ま・み・む・め・も」にあたり、「麻・実・無・芽・母」は今までの社会の中では、隠蔽されてきた歴史があります。
イエス・キリストには12人の弟子がいました。そこに自分を入れれば13人になります。
時計には十二分割の数字のポイントがありますが、時を進める針の中心ポイントを入れると13になります。このように、真中にあって天と地がつながる数字が13なのです。
二十一世紀には、あらゆる封印が解け、十三のシステムも動き出します。
(転載終了)
※管理人)原文の漢数字記載の部分を数字に書き換えさせて頂いております。
出典:麻ことのはなし―ヒーリングヘンプの詩と真実
(著者:中山康直氏|初版:2001年10月10日)
未来文化と大麻の話 P222~