日本、ウクライナへ追加支援‐NATO=北大西洋条約機構の基金に約53億円を新たに拠出
2024年1月7日|日本経済新聞
上川陽子外相ウクライナ訪問、無人機検知へ54億円拠出
上川陽子外相は7日、ウクライナを訪問し、首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領やクレバ外相と会談した。ロシアによる侵攻が長期化し、米欧の「支援疲れ」が指摘される。日本は2月に東京で復興推進会議を開く。官民で連携して将来の復旧・復興を支える姿勢を示した。
ウクライナを訪問した上川外務大臣は対無人航空機検知システムなどを供与するため、新たに、日本円でおよそ53億円を拠出すると発表しました。
上川陽子 外務大臣(ウクライナ・キーウ 現地7日)
「ウクライナの美しい大地を再び目にすることができるよう、ウクライナを支え続けていく決意です」
上川大臣は、ウクライナの首都キーウで、クレバ外相と会談し、NATO=北大西洋条約機構の基金に日本円でおよそ53億円を新たに拠出し、ウクライナに対無人航空機検知システムなどを供与すると発表しました。
また、ゼレンスキー大統領を表敬し、「今後もウクライナと共にあるという日本の立場は決して揺るがない」と伝えました。