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イスラエルとイラン “戦闘終結”の時間過ぎ 大規模攻撃なし

参考情報:
光の勢力は現在、その異常の側面を浄化しており、順調に進展しています。ただし、この浄化の期間は非常にもどかしく、目に見える進展はあまり期待できません。6月25日まではそうした状況が続きますが、その日には「圧縮衝撃波(コンプレッション・ショックウェーブ)」の前線に到達し、ダークエネルギー異常の密度が臨界閾値を下回ることになります。占星術的には、6月25日に月・太陽・木星・そして「カオス」という名のカイパーベルト天体が非常に強力な四重のコンジャンクション(合)を形成します。これが残された異常を急速に浄化し始める引き金となります。この瞬間から、小さなブレイクスルーが可能になっていくでしょう。>>闇の終焉|The Portal 2025/6/12


イスラエルとイラン “戦闘終結”の時間過ぎ 大規模攻撃なし

出典:NHK|2025年6月25日 22時03分

イスラエルとイランの停戦合意をめぐり、アメリカのトランプ大統領が戦闘が終結するとした時間が過ぎたあともこれまでのところ、大規模な攻撃などの情報は伝えられていません。

一方で、イラン側はあくまでも核開発を進める構えでアメリカやイスラエルとの対決姿勢を崩していません。

トランプ大統領が日本時間の24日発表したイスラエルとイランの停戦合意では、それぞれが順次、戦闘を停止し、日本時間の25日午後1時にも戦闘が終結するとしていました。

この時間が過ぎたあとも、大規模な攻撃や被害の情報は伝えられておらず、イスラエルとイラン、それぞれの都市では日常生活を再開する動きも見られます。

イスラエル テルアビブ

このうち、イスラエル最大の商業都市テルアビブでは25日、戦闘の鎮静化を受けて、およそ2週間ぶりに学校が再開され、保護者に付き添われて登校した子どもたちが、同級生との再会を喜ぶ様子が見られました。

また、イスラエルメディアは、テルアビブの空港が24日の夜から通常どおり稼働していると伝えています。

一方、イランでも首都テヘランに通じる道路で渋滞が発生していると報じられていて、避難していた市民が戻ってきているとみられています。

ベングリオン空港 旅客機の発着が再開

テルアビブのベングリオン空港では25日、旅客機の発着が再開されました。

ロイター通信が配信した空港の映像では、スーツケースを持った利用客が航空会社のカウンターに列をつくったり電光掲示板で飛行機の出発時間を見たりしている様子が確認できます。

およそ2週間、イスラエルに滞在していたというロンドン在住の女性は「攻撃が始まったことはとてもショックだった。今は家に帰って正常な生活に戻るときだ」と話していました。

また、地元の女性は攻撃の応酬が止まったことについて「ほっとしています。初めてシェルターに行かず、良く眠ることができました。世界が平和になってほしいと思います」と話していました。

トランプ大統領 停戦合意は「うまくいっている」

オランダで開かれているNATOの首脳会議に出席しているトランプ大統領は25日、イスラエルとイランの停戦合意について記者団に対し、「とてもうまくいっている」と述べました。

一方、アメリカ軍が特殊な爆弾「バンカーバスター」などを使ってイランの核施設に対して行った攻撃をめぐり、アメリカ国防総省の情報機関 国防情報局が、重要な設備などを破壊できず、イランの核開発の計画を数か月程度遅らせるにとどまるとする初期の分析結果をまとめたとアメリカメディアが伝えたことについて、「被害は非常に深刻だ。何十年も遅らせた」と強調し、報道を改めて否定しました。

そして、トランプ大統領は「あの一撃が戦争を終わらせた。広島や長崎を例として出したくはないが、基本的に戦争を終わらせたということでは同じことだ」と述べました。

米中東担当特使「大統領は包括的な和平合意を望む」

アメリカのウィトコフ中東担当特使は24日、FOXニュースの番組の中で、アメリカ軍による攻撃で、イランの核施設に大きな損害を与えたと強調しました。

そして、今後のイランとの関係について「トランプ大統領は停戦を超える包括的な和平合意を望んでいると述べている。私たちはすでに直接的にだけでなく、仲介者を通じて話し合いを続けていて、実現できると大きな自信を持っている」と述べました。

一方、イランのウラン濃縮活動については認めない姿勢を改めて示しました。

イラン外相「侵略続くかぎり 米との交渉戻らず」

イランのアラグチ外相は、アラブメディアが日本時間の25日公開したインタビューの中で「まずはイスラエル側が本当に停戦を維持する能力があるのか見極めなければならない」と述べました。

その上で、イスラエルによる攻撃で中断したアメリカとの核開発をめぐる協議について「侵略行為が続くかぎり、アメリカとの交渉のテーブルに戻ることはできない」と述べ、協議の再開には停戦の維持が不可欠だという考えを示しました。

また、今後の核開発について「攻撃を受けたことによってイランの決意はより固くなった。国民と科学者たちは制裁下でも、今回の戦時下でも核開発について断固とした立場を取ってきた。誰も核開発を諦めない」として継続する姿勢を改めて強調しました。

核開発をめぐるイランとアメリカの立場の隔たりは依然として大きく仮に協議が再開されても難航することが予想されます。

中略

ネタニヤフ首相 国民向けビデオ演説「歴史的な勝利」

イスラエルのネタニヤフ首相は24日、国民向けのビデオ演説で「私たちは歴史的な勝利を収めた。私たちの存亡にかかわる2つの脅威を取り除いた。核爆弾による滅亡の脅威と、2万発の弾道ミサイルによる滅亡の脅威だ」と述べ、イランに対する軍事作戦の成果を強調しました。

そのうえで「イスラエルの防衛とイランの核の脅威を取り除く役割を果たしてくれた友人のトランプ大統領に感謝する。イスラエルはホワイトハウスにトランプ大統領以上の友人を持ったことがない」と謝意を示しました。

イランとの停戦について直接の言及はありませんでした。

そして「私たちはイランの枢軸に対する作戦をやり遂げなければならずハマスを打倒し、すべての人質の解放を実現させなければならない」と述べ、ガザ地区での取り組みに力を入れる姿勢を示しました。

イラン大統領声明 勝利主張し国民に団結呼びかけ

イランのペゼシュキアン大統領は24日夜、声明を出し、国民に団結するよう呼びかけました。

声明は国民に向けて「イスラエルに仕掛けられた12日間の戦争はあなた方の勇敢な抵抗により停戦と終結にこぎ着けた」と述べたうえで「侵略者は重い罰を受け、停戦を受け入れた」としてイランは勝利したと主張しました。

そして「私たちはきょうから よりよいあす、より明るい未来をともに手をたずさえ、築いていく」として、団結を呼びかけました。

さらに「きょうからすべての政府機関などは復興と被害を受けた人々への支援に全力を尽くす。また今回の試練を通じて得た強みと弱みを洗い出し、警戒と備えを行い、国全体の正常化に向けて尽力する」として、復興や補償に取り組む決意を強調しました。

イスラエルとの軍事衝突でイラン国内は多数の死傷者が出たほか、多くのインフラ施設が被害を受けており、大統領の声明は国民の不満が政権批判につながらないよう、団結を呼びかけるねらいもうかがえます。

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