天皇陛下、英国の新型コロナワクチン拠点をご訪問
【ロンドン時事】英国訪問中の天皇陛下は26日午前(日本時間同日夜)、ロンドンの「フランシス・クリック研究所」を視察された。 同研究所には世界各国の研究者約1500人が所属し、生物医学分野では欧州最大規模。陛下はノーベル生理学・医学賞の受賞経験がある英国の生物学者、ポール・ナース所長から研究所の特色について聞き、細胞周期研究室で熱心に顕微鏡をのぞき込んでいた。 日本出身の研究者らとも交流。新型コロナウイルス感染症を研究し、65歳以上の男性に重症化要因が多いと説明したバネッサ・サンチョ清水さん(47)に、陛下は「64歳ですけどセーフですか」とユーモアを交えて質問。研究に対し感謝の言葉も掛けたという。
天皇陛下、
英国の新型コロナワクチン拠点をご訪問
英国を公式訪問中の天皇陛下は26日午前(日本時間26日午後)、ロンドンにあるヨーロッパ最大で最先端の生物医学分野の研究所「フランシス・クリック研究所」を視察された。DNAの二重らせん構造を解明してノーベル生理学・医学賞を受賞したイギリスの著名な科学者の名前を冠している。
2016年に開設されたこの研究所では、日本を含む世界各国からおよそ1500人の研究者が集まり、感染症などの解明、それに診断や治療、予防の方法の開発など最先端の研究が行われている。
天皇陛下は、ノーベル賞受賞者のポール・ナース所長や、日本人の研究者などから研究内容などについて説明を受けられた。
フランシス・クリック研究所は、英国における新型コロナワクチンの拠点であり、所長のポール・ナース卿 ーロックフェラー大学学長、王立協会(ロイヤル・ソサエティ、マルクスもフェローであった)会長ー は、プランデミックの仕掛け人の一人とも言われる。 「(〇クチンの)製造はアストラゼネカ社がイギリスとスウェーデンで行いました。つまり、イギリスには、(開発力のある)素晴らしい科学と、(製造を受け持つ)製薬会社のコンビが揃っていたわけです。」 天皇陛下はこのあと現地時間の26日夜に世界的な金融街「シティ」の代表らが主催する歓迎の晩さん会に臨まれる。
出典:TBS NEWS DIG
天皇皇后両陛下が英チャールズ国王夫妻が主催する晩さん会に出席
2024年6月25日、天皇皇后両陛下が臨まれたイギリスのチャールズ国王夫妻主催の華やかな晩さん会の模様をほぼノーカットでお届けします。
陛下は国王から贈られたばかりの「ガーター勲章」を身につけ、皇后さまはティアラにローブデコルテという華やかな装いで臨まれました。天皇陛下とチャールズ国王がともに英語のスピーチで「日本とイギリスの友好の一層の進化」を願われました。