コロナワクチン健康被害の申請1万件超に 20代以下の認定も1千件以上
「コロナワクチン健康被害の申請1万件超」がトレンド入り
「死亡」事例に限っても申請は1千件を超え、現在厚生労働省が受理しているのは「1,158件」です。
毎月約50件ほど、死亡事例の申請が増え続けています。
厚生労働省は「ワクチン接種に影響を与える重大な懸念は認められない」としています。
出典:Yahooニュース|2024/02/02
厚労省「疾病・障害認定審査会」の資料に基づき、筆者作成
予防接種の健康被害救済制度に基づき、新型コロナワクチン接種後の健康被害の救済申請を受理した件数が、今年1月末までに1万件を超えたことがわかった。6千件以上が接種による健康被害と認定され、約3千件が審査中となっている。
死亡事案もこれまでに453人が認定されたが、600件以上の審査が終わっていない。
厚生労働省が審査結果をまとめた資料で明らかにした。
1回以上の接種人口は約1億人なので、接種した1万人あたり1人が健康被害の申請を行っていることになる。コロナ禍の前まで毎年数千万人がインフルエンザワクチン等を接種していたが、健康被害の審査件数は年100件前後で推移していた。
1月15日には、初めて10代未満の認定例(6歳と9歳)が公表された。
筆者の集計により、コロナの重症化リスクが極めて低い20代以下の認定件数が1000件を超えたこともわかった(死亡・後遺障害の認定は20件)。20代以下の接種人口でみると、100万人あたり50人超が健康被害の認定を受けていることになる(※1)。
従来、ワクチンによる健康被害リスクの許容限度は100万回あたり数回という指摘がなされていた。
政府は、今年3月をもってコロナワクチンの特例臨時接種を終了し、4月から原則として65歳以上の定期接種に変更する方針を決定。カテゴリーも「B類」になり、健康被害の給付額が少なくなる。定期接種の対象者以外は自己負担の接種となり、厚労省の健康被害救済制度の対象から外れる(※2)。
(※1)政府の発表によると、20代以下の1回以上接種者は1745万7404人(1月30日公表時点)。厚労省「疾病・障害認定審査会」の公開資料に基づく筆者作成のデータベースで集計すると、健康被害認定事案のうち20代以下は1047件(1月31日現在)。
(※2)定期接種の対象者以外の人が自己負担で接種し、健康被害が生じた場合は、医薬品副作用被害救済制度により給付を受けられる場合がある。ただし給付額は定期接種B類よりさらに少なくなる。
医学的見地から二重の審査 後遺障害の認定率は4割
厚労省のサイトでは「予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するもの」と明確に説明している。
にもかかわらず、救済制度の認定状況に対しては、医学的な因果関係が認められたわけではないとか、政治的な理由で幅広く救済されているにすぎないといった指摘が、一部医師らインフルエンサーやX(旧Twitter)のコミュニティノートで広がり、軽視される傾向にある。
だが、厚労省は、申請資料に基づき個々の事例ごとに「症状の発生が医学的な合理性を有すること」「時間的密接性があること」「他の原因によるものと考える合理性がないこと」等について、医学的見地等から慎重な検討が行われていると説明している(資料3ページ)。
(転載ここまで)
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https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/699679f5b03858c7c384002dfb215059f6f4a157
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