地殻変動・災害

【能登半島地震】1000年に一度の地震のはずが…観測史上最大級とされる海岸隆起

2024/01/02|Yahoo・RMO北陸放送

「能登半島全体が地震の活動域に」地震調査委 “長さ150キロの断層”がずれ動いたか 「4メートルの隆起」も

政府の地震調査委員会は2日、臨時の会合を開き、地震の活動域が従来よりも広がっているとの見解を示しました。 平田直委員長は「今までは珠洲市を中心とした活動だったが、ある意味、能登半島の全体が地震の活動域になる。これまで強い揺れを感じなかった場所でも地震が起きる」と述べ、今後は広い範囲で強い揺れに警戒するよう呼びかけました。

委員会によりますと、今回の地震は、能登半島に沿って北東―南西方向にのびる長さおよそ150キロの断層で発生したとみられ、南西側は2007年の能登半島地震の活動域付近に達しているということです。 一方、一部の研究者が指摘する地下からの流体の上昇と、これまで知られていた活断層との関係は不明です。 また国土地理院は、人工衛星を使った観測で輪島市の西部が最大でおよそ4メートル隆起するなど、大きな地殻変動を及ぼしたと明らかにしました。

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「何かが地盤を持ち上げている…異変」1000年に一度の地震のはずが【石川・能登半島地震】

能登半島地震は最大震度7を観測して以降、被害の全容解明が進まない中、被災地では懸命の活動が続いています。
※1月10日(水)時点の情報です。

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