レプリコンワクチン(次世代mRNAワクチン)承認へ=米創薬ベンチャー開発―厚生労働省専門部会
出典:読売新聞|2023/11/27
初の純国産新型コロナワクチン了承…第一三共「XBB」系統対応、来月から接種へ
厚生労働省の専門家部会は27日、第一三共が開発した、新型コロナウイルスのオミクロン株「XBB」系統に対応したワクチンについて、製造販売の承認を了承した。厚労省は計140万回分の購入契約を結んでおり、正式承認を経て、12月4日の週から自治体に供給される。国内企業が開発した純国産の新型コロナワクチンが、初めて接種で使用される見通しだ。
ワクチンは、米ファイザー製や米モデルナ製と同様に遺伝物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」を使ったタイプ。12歳以上の追加接種が対象となる。
Meiji Seikaファルマが申請していたmRNAワクチンに独自の改良を加えた「レプリコン(自己増殖型)」と呼ばれるタイプのワクチンも了承された。初期に流行した「従来株」に対応したもので、同社は供給を予定していない。
出典:時事通信|2023/11/27
次世代mRNAワクチン承認へ=新型コロナ、米創薬ベンチャー開発―厚労省
厚生労働省の専門部会は27日、米創薬ベンチャーが開発した新型コロナウイルスワクチン「ARCT―154」の薬事承認を了承した。
レプリコンワクチン(次世代mRNAワクチン)と呼ばれるタイプで、米ファイザーや米モデルナ社製の既存ワクチンに比べ、少量の接種で高い効果があるとされる。
今回了承された分は、新型コロナの流行当初に広がった中国・武漢由来の従来株に対応しており、同省は近く正式に承認する。
米創薬ベンチャー、アークトゥルス・セラピューティクス社が開発し、明治ホールディングス(HD)の製薬子会社Meiji Seikaファルマ(東京)が製造販売の承認を申請していた。 [時事通信社]