桜島で続く“山体膨張”、噴火も相次ぐ
窓ガラスが揺れるほどの空振 噴火が続き山体の膨張は解消されず 灰の掃除に追われる人も
出典:鹿児島放送|2025/05/15
桜島で山体の膨張続く 噴火相次ぐ 鹿児島
桜島では、今月12日から山体の膨張が続いています。南岳山頂火口で噴火が相次いでいます。
15日朝から桜島の南岳山頂火口で断続的に噴火し、中量の噴煙が南東に流れています。
気象台によりますと、桜島では12日の午後8時ごろから、傾斜計や伸縮計で山体膨張を示す地殻変動が観測されています。
噴火による収縮はみられず、山体膨張が続いています。
気象台は、山体膨張が一度に解消される噴火が発生すれば、島内を中心に多量の降灰を伴う可能性があるとしています。
火口から1キロを超えて飛散する大きな噴石や、小規模な火砕流を伴う噴火のおそれがあります。